こんにちは!
埼玉県をじっくりと発掘中の今日この頃…のぶよ(@nobuyo5696)です!
埼玉県のあちこちに点在する日帰り温泉施設を訪問することにハマっているわけですが、とうとう見つけてしまいました…非の打ちどころのないパーフェクトな温泉を…
それが今回紹介するさいたま清河寺温泉です。

さいたま清河寺温泉が位置しているのは、埼玉県の県庁所在地であるさいたま市の西区。
人口百万人を誇る大都市にある施設なのですが、まるで地方部の温泉旅館に小旅行に来たような気分になれる場所です。
和を全面に感じさせる外観からしてすでに期待度が高まるのですが、その期待は絶対に裏切られません。
内部の雰囲気も、従業員の対応も、併設のレストランでの食事も、何より肝心な温泉の質も…どの面においてもさいたま清河寺温泉は完璧なのです。


この質の施設がたったの900円で利用できるなんて、もはや「埼玉の奇跡」。
いつもより熱量高めで、この素晴らしすぎる施設の訪問レポートをお届けしていきます!
埼玉県トップレベルの日帰り温泉!さいたま清河寺温泉とは?
空間造りへの圧倒的なこだわり。さいたま清河寺温泉ってこんなところ!

さいたま清河寺温泉の始まりは、今からおよそ25年前の1999年のこと。
広大な駐車場を有するパチンコ店の敷地から、ある日突然温泉が湧き出したのがきっかけでした。
初めは小さな掘っ立て小屋のような建物の中で地元の人が入浴するための場所だったそうですが、徐々に施設の規模は拡大。
「自然に囲まれた純和風の旅館を思わせる上質な空間で温泉体験」をテーマに、細部にまでこだわり抜かれた現在の建物となったのは2006年のことです。
さいたま清河寺温泉の建物は伝統的な平屋。そこに中庭を整備し、館内に渡り廊下を設置することで、余裕のある上品な空間が演出されてます。
東京都内では実現不可能なほどに豪快な敷地の使い方は、さすが埼玉県といったところかも?


さいたま清河寺温泉の空間づくりへのこだわりは浴場でも強く感じられ、特に建物裏手に広がる竹林を望む露天風呂を包み込む情緒の豊かさには驚かされるほど。
ここが百万人都市だとは信じられないほどに静かで優雅な雰囲気の中で、文句なしに良い泉質のお湯を堪能することができるのです。

また、さいたま清河寺温泉は食事にもかなり力を入れているのが素晴らしい点。
さいたま市のお隣・川越市から直送された新鮮な豚肉を使用したメニューをはじめ、ユニークなおつまみや洗練されたスイーツなどを楽しむことができ、何よりもリーズナブルな価格設定なのが嬉しいです。
和の雰囲気も、温泉も、食事も…とにかく全てにおいて満足度高めの体験ができる場所、それがさいたま清河寺温泉。
ただお風呂に入るためだけに来るのはもったいない!せっかくならこだわり抜かれた空間で過ごす時間自体を堪能したいものです。
さいたま清河寺温泉の営業時間│料金│館内設備
さいたま清河寺温泉の基本情報は以下の通り。
入館料は平日900円と埼玉県の日帰り温泉としてはまあ平均的な価格ですが、実際に訪問すれば「900円でこんなに良いクオリティーの施設を楽しめるなんて…!」と驚くはずです。
さいたま清河寺温泉のシステムはとても分かりやすく、入館時に履いてきた靴を入れる下駄箱の鍵がそのまま館内精算用のリストバンドとして使用できるもの。
退館時にこのリストバンドを自動精算機にタッチし、入館料と食事など館内で使用した金額を精算する後払い制です。

館内のレストランや自動販売機の利用も、生産用リストバンドをタッチするだけ。
下駄箱やロッカーの鍵を閉める際にも硬貨は必要なく、退館時の精算はカード払いも可能であるため、現金を全く持たない状態でも利用可能です。
また、入館料にタオル等の貸し出しは含まれていないため、持参しない場合は別料金のレンタルが便利。
フェイスタオル¥100、バスタオル¥150でレンタル可能です(もしくは、清河寺温泉オリジナルのフェイスタオルを¥250で購入=持ち帰りすることも可能)。
浴場にはシャンプーとコンディショナー、ボディーソープは備わっていて無料で利用でき、男性用更衣室にも化粧水などの用意があるのが嬉しい点。
しかも化粧水や乳液など合計3種類が備えられており、中でも清河寺温泉の温泉水を凝縮したオリジナルの化粧水がめっちゃくちゃ良い感じなのでおすすめです(受付横の売店コーナーで¥1480円で購入することも可能)。▼

昨今、多くの日帰り温泉施設では別料金で岩盤浴を体験することができますが、さいたま清河寺温泉に関しては岩盤浴はなし。
基本は温泉と休憩スペースとレストランの利用のみとなり、必要であればマッサージを受けることも可能です。
さいたま清河寺温泉の泉質│給湯システム

さいたま清河寺温泉に引かれているのは、地下1500mから湧き出した天然温泉。
ナトリウム塩化物泉の弱アルカリ性のお湯で、ほんのりと茶色がかった透明なお湯からはかすかに鉄っぽい匂いが漂い、塩気はやや強めです。
源泉は約38℃とややぬるめながら、基本的に加温の必要はない点がポイント。
清河寺温泉で一番のウリである源泉かけ流しの生源泉ぬる湯は37.5℃ほどで、加温も循環濾過も塩素消毒もされていない、まさに「生」の源泉。これがもう…永遠に入っていられるほどの超絶適温です。
それ以外の露天エリアの各浴槽でも同じ源泉が使用されており、温度は浴槽によって39℃~41℃と源泉に比べるとやや熱め。
いずれの浴槽でもかけ流しの新鮮なお湯が引かれていて循環濾過や加水、塩素消毒はなし。加温のみされているお湯です。
泉質や湯温、給湯システムだけを見ても申し分ない素晴らしさのさいたま清河寺温泉ですが、さらに素晴らしいのが露天エリアの雰囲気。
なんというか、とにかく和!和!!和!!!といった感じで、「日本人に生まれてよかった…」と再確認できるような極上の空間づくりがされているのです。

露天エリアの敷地はとても広々としており、空間にゆったりとした余白を持たせているのも好印象。
特に夕暮れ~日没後にぼんやりとした灯かりに照らされた露天エリアの雰囲気は極上で、ぬるめのお湯に浸かりながら竹林をさらさらと揺らす風と鈴虫の鳴き声だけが響き渡る風景を、思う存分堪能することができます。
さいたま清河寺温泉の混雑具合│客層│訪問におすすめの曜日・時間帯

埼玉県の中でも最も都会であるさいたま市に位置する清河寺温泉。
これだけのクオリティーの施設をたったの¥900で満喫することができることもあり、さいたま市内でもかなり人気が高い施設なのだそうです。
そんなわけで、大混雑を覚悟して訪問してみたのぶよ。
「土日はまず激混みだろうし、せめて平日の微妙な時間帯なら多少はごみごみしていないのかも…?」と思い、火曜日の16時頃に清河寺温泉に到着しました。
到着して館内をざっと歩いてみての第一印象は、「あれ…?なんか全然混んでないぞ…いやむしろかなり空いてる…?」でした。
浴場に行ってもその印象は変わらず、広々とした大浴場全体で20人ほどの客がいるだけ。
通常は常に混つしているサウナ内の貸切状態で、全体的にがらがら貸切状態とまでは言えないものの、想像していたよりも遥かに空いていました。
「さすがの清河寺温泉でも平日午後は空いているのか…でも夕方以降は一気に混むんだろうなあ…」なんて思いながら施設内に居座ること6時間(どんだけおるねん)。
しかしながら17時を周り、18時に日が暮れても一向に客の数は増えず、むしろ徐々に人が減っていく状況に。19時頃には文字通り「がらがら」の状態でした。
20時頃からは少人数の学生グループや会社帰りらしき男性ソロ客が増えて若干の賑わいがありましたが、それでもかなり空いていた印象。
清河寺温泉はさいたま市内ではありながらも、やや田舎エリア&鉄道駅から離れた場所に位置しているためか、「会社帰りにちょっとひとっ風呂」という需要が少なめなのかもしれません。
そしてさいたま清河寺温泉は客層もやや独特。
埼玉県内の日帰り温泉は基本的に、昼間は老人客だらけの介護施設状態となることが多いのですが、爺婆ゴールデンタイムであるはずの平日午後であっても高齢者客が少ないのです。
清河寺温泉のメインの客層は40代~50代くらいのソロ男性客。
次に20代~30代の若者客と、大人の女性母娘連れが多く、なぜか子連れ客やカップル客の姿はほとんど見かけません。
そういうわけで、マナー最悪な老人やぎゃあぎゃあ叫びながら走り回る子供とは無縁の、静かで上品な大人の空間がしっかりと守られていた印象。
客の利用マナーもかなり良い方で、リーズナブルな入場料からは考えられないほどに客質が良いです。
いったいなぜ、こんなに客質が良いのか…その理由は謎に包まれていますが、これだけ優雅な清河寺温泉の雰囲気を前にすると人間はおとなしくなるのかも?
「大人のための癒しの場」という雰囲気がとにかく強く、非日常空間を静かに満喫したい人には清河寺温泉以上の場所はないかもしれません。
一つだけ注意してほしいのが、これらは全て平日の話であること。
金曜の夜や土曜日曜は間違いなく混雑するでしょうし、子連れ客も多くなるはず。清河寺温泉を100%堪能したいのであれば、問答無用で平日に訪問しましょう!
さいたま清河寺温泉のアクセス

さいたま清河寺温泉の最寄り駅は、JR川越線の西大宮駅。
西大宮駅からは1.5km/徒歩20分ほどなので、電車と徒歩でアクセスすることも十分に可能です。
ただ、西大宮駅までアクセスするのに、多くの場合は大宮駅などで乗り換えしなければならないのがネック。
無料送迎バス等はありませんが、大宮駅西口~清河寺温泉間には路線バスが運行していて温泉目の前のバス停で停車するので、大宮駅基点の方がなにかと便利です。▼

路線バスは時間帯にもよるものの1時間に3~4本ほど走っているので、そこまで不便は感じません。
路線バス番号は「大62」で、発着ポイントは大宮駅西口のロータリーから。行き先はお隣・上尾市の「丸山公園」で、大宮駅西口から清河寺温泉前バス停まで片道約20分/¥350です。

大宮駅は、埼玉県最大のターミナル駅として機能しており、JR利用なら東京方面から乗り換えなしでアクセス可能。
埼玉県内からもJRや東武鉄道、ニューシャトルなど充実した鉄道網でのアクセスが可能で、東北・上越・北陸新幹線で遠距離からのアクセスも簡単です。
▶東京駅~大宮駅:JR宇都宮線利用(乗り換えなし)で35分|¥620
▶新宿駅~大宮駅:JR湘南新宿ライン利用(乗り換えなし)で30分|¥530
▶春日部駅~大宮駅:東武アーバンパークライン利用(乗り換えなし)で20分|¥330
▶川越駅~大宮駅:JR川越線快速利用(乗り換えなし)で25分|¥350
▶熊谷駅~大宮駅:JR上野東京ライン利用(乗り換えなし)で40分|¥620
車でアクセスする場合でも、施設の横に広々とした駐車場があるので問題なし。
何時間でも無料で利用できます。
さいたま清河寺温泉に潜入してみた!

さいたま清河寺温泉がどんな場所か少し分かったところで、いざ!温泉へ…!
利用時の注意点や混雑度、実際に入浴しての感想や「もっとこうだったら良いのに…」と感じったところまで、率直&詳細にレポートしていきます!
受付~ホール

さいたま温泉の外観は、山奥の温泉旅館を思わせる伝統的なたたずまい。
白を基調にした落ち着いた印象で、内部は木の柱や梁が設置された広々とした造りで、ぼんやりと温かく光る照明の感じも素敵です。
入口を入るとすぐに下駄箱がずらりと並んでおり、靴を入れて鍵を閉めたら受付へ。
料金は後払いなので、清算用リストバンドにもなっている下駄箱の鍵を受付で手渡して登録してもらえばOKです。


受付を抜けた先にはカフェスペース兼用の休憩エリアとレストランが広がり、別棟に位置する大浴場へはそこから渡り廊下を経由してのアクセス。
大浴場までの渡り廊下には階段は一切なく、考えて設計されてるなあと感心します。

渡り廊下の一部の壁には大きな窓が設置されており、中庭の緑を眺めながら歩けるのも◎
浴場へと向かう段階からすでに、清河寺温泉の物語は始まっているようです。
和の雰囲気が最高!充実の大浴場
大浴場入口の暖簾をくぐると脱衣所が。
想像していたよりもやや小さめな脱衣所でしたが、清潔で明るい雰囲気です。
脱衣所のロッカーは好きなものを選んでOK。
ロッカーの鍵は館内精算用リストバンドとは別に身に付けておく必要があります。
竹林に囲まれた上質な空間!露天風呂エリア

内湯エリアから外に出ると、清河寺温泉最大のウリである屋外の露天風呂エリアが現れます。
中心には大小の岩風呂が繋がる形で設置されており、それを取り囲むようにつぼ湯、クールダウン用のデッキチェアが置かれたゾーン、円形の生源泉ぬる湯、畳敷きの休憩スペースと続き、最も奥の仕切りの先に寝湯が位置して居ます。
寝湯のすぐ先に広がるのは、敷地外に広がる背の高い竹林。
竹林は露天エリア全体から見ることができ、石と木で作られた各浴槽の雰囲気と絶妙にマッチしています。なんというか、とてつもなく雅…とてつもなく上品…
露天エリアの面積は埼玉県内の温泉施設としては広めで、どこからでも頭上に空が見えるため開放感は抜群。
とにかく竹林の存在が空間を素晴らしいものとしていて、道路から離れているためか外の騒音もほとんど聞こえません。

まずは、源泉あつ湯。岩風呂と繋がる形の円形の浴槽です。
湯温は42℃と清河寺温泉の中では最も熱いお湯ですが、個人的にはちょっと熱めだけど適温といった感じでした。
他の浴槽の温度がそれほど高くないためなのか、さいたま市民が熱いお湯が苦手なためなのかわかりませんが、あつ湯はあまり人気がないよう。
いつでも独り占めできてしまうのが個人的にポイント高めです。
あつ湯の浴槽から流れ出したお湯は、すぐ隣の温泉岩風呂に流れ込みます。▼

温泉岩風呂は、露天エリアでは最も広い浴槽。
湯温は41℃と熱すぎずぬるすぎずのTHE適温で、「温泉に入ってる感」もばっちり味わえます。
温泉岩風呂は結構しっかりと作りこまれていて、雰囲気も絶妙。
やや独特な形をしていて窪みが多くあるため、他の客が入っていても目が合いにくいようになっています(これを計算して設計しているのならかなりセンスあると思う)。
温泉岩風呂のお湯も加温されているだけのほぼ天然のものであるため、消毒用塩素の匂いなどは一切なし。
ここの温泉特有の鉄っぽい香りがほのかに感じられ、しっとりと肌に吸い付くようなさらりとした湯ざわりも素晴らしいです。
そして、露天エリアの端に設置されているのが二つのつぼ湯。
こちらも加温された温泉がかけ流しされています。▼

つぼ湯には仕切りなどはなく、露天エリア全体を見渡せる位置にあるため、プライベート感はなし。
その代わり、情緒ある露天全体の風景とその奥の竹林を同時に眺めることができ、雰囲気は抜群に良いです。
つぼ湯の温度は39℃~40℃ほどとややぬるめなので、ゆっくりと浸かっていられるのも◎
男性用浴場のつぼ湯のすぐ裏手の垣根はやや低めになっており、建物の外を眺めることができます(外からは見えないのでご安心を)。
不思議なのが、清河寺温泉は平屋であるはずなのに、つぼ湯から眺める景色はかなり下方に位置していること。
おそらく建物の土地だけ他より高い場所にあるためだと思うのですが(そういえば駐車場から建物の入口まで階段を上った)、高低差を利用した空間づくりの方法は日本庭園のそれと共通しているようにも思えます。
つぼ湯から温泉岩風呂をぐるりと周った先、垣根の後ろ側には広々とした寝湯が設置されています。▼


実はこの寝湯、温泉岩風呂から流れ出たお湯が注がれたもの。
高さ15㎝ほどの浅いお湯に背中を浸し、すぐ目の前に広がる竹林の風景をぼうっと眺めながら癒されることができます。
清河寺温泉の寝湯で素晴らしいのが、配置場所の絶妙さ。
露天エリアの最も奥に位置していて寝湯の前を通る人は稀であるため、他人の目を気にすることなく羽を伸ばせるというわけです。
さらに、人が通らない=屋根や壁などで目隠しする必要がないので、ごろんと寝転がったら見えるのはもう空と竹林だけという開放感。いやあ、清河寺温泉の空間づくりのセンスは本当にすごすぎる…
もうここまででも大満足150%なのですが、最後に一つ忘れてはいけない浴槽が。
それが、加温加水循環消毒のいずれもされていない温泉がかけ流しで楽しめる生源泉ぬる湯です。

ぬる湯があるのは、屋根で半分ほど覆われた空間。
石造りの円形の浴槽は深さがあまりなく、中央に足を向けて横になって寝そべるスタイルで入るようで、定員は8名ほどでしょうか。
ぬる湯の温度は37.5℃で、地下から湧き出た温泉がそのままに味わえるもの。
最初はかなりぬるく感じられるのですが、数分浸かっているとこの浴槽の素晴らしさに気が付くでしょう…あまりに適温すぎて、永遠に入っていられるのです。
37.5℃という水温は体に負担をかけることなく入っていられる、まさに絶妙of絶妙な温度。
一度入ってしまえばもう最後。「一生こうしていたい…」と思ってしまう中毒性にやられてしまいます(みんな考えることは同じのようで、長湯している人ばかりでなかなかスペースが空かないのが難点かも)。
温度のみならず、温泉の質も最高に良いのが清河寺温泉の生源泉ぬる湯。
他の浴槽に比べても温泉成分が濃いめであることが肌で感じられ、温泉に含まれる天然の炭酸ガスが肌に作り出す気泡も体に良さそうです。
体の芯から温まるといった感じではないものの、肌にじゅんわりと染み込むような滑らかな湯ざわりはかなりのもの。
湯上り後は肌がしっとりと潤っていることが実感できるでしょう。
明るくて開放感も文句なし!内湯エリア
清河寺温泉でメインとなるのは露天エリアですが、内湯エリアも負けず劣らずのクオリティー。
露天側に設置された大きな窓のおかげで、高い天井の空間は明るく開放感たっぷり。半分がシャワーコーナー、残り半分に各浴槽と高温サウナ、水風呂が配置されたすっきりとした造りになっています。

▲内湯エリアのメインの浴槽は、38℃の温泉炭酸檜風呂。
広々とした総檜造りの湯船に、温泉水と高濃度炭酸を溶かし込んだもので、こうした日帰り温泉施設では珍しいタイプの浴槽です。
38℃という温度がとにかく適温の極みで、ぬるめでゆっくりと浸かれて極楽浄土。
炭酸の濃さも文句なしで、肌に付く気泡がじんわりと体を温めてくれます。
どこの温泉施設でも大人気の炭酸泉ですが、清河寺温泉ではそこまで混まないのも嬉しいポイント(おそらく露天エリアが素晴らしすぎるのでそちらに人が集まるから?)。
檜ならではのナチュラルな香りが温泉の香りと混ざり合い、心の底からリラックスすることができます。


内湯エリアには他にもアトラクションバスと替わり湯の二つの浴槽があり、こちらは温泉ではなく井戸水を加温したお湯が使用されています。
ぶくぶくと立ち込める泡に包まれたアトラクションバスは、エステバスやジェットバスなど種類が少し異なる席が8つ。
ジェットの勢いはどれも控えめで、刺激を求める人には少し物足りないかもしれません(個人的には流されそうなくらいに強い水流のジェットバスが好き)。
また、正方形の小さな浴槽は39℃の替わり湯となっており、期間ごとに異なるお湯が楽しめます。
のぶよの訪問時は「シャインマスカットの香りの湯」だったのですが、確かにマスカットチックな薄緑色の湯ではあるものの香りはなし。存在意義がやや謎な浴槽でした。
内湯の面積の半分ほどは30台ほどのシャワーエリアとなっており、レバー式で10秒ほどお湯が出て自動で止まるよくある仕組み。
水圧は問題なしですが、隣と壁で仕切られているシャワーがないのは少し残念なところです。
サウナ派も大満足!サウナと水風呂

内湯エリアには高温サウナが設置されており、これが清河寺温泉で唯一のサウナ。
温泉だけでも素晴らしいのですが、清河寺温泉はサウナのクオリティも高くて本当に隙がありません。
サウナ内は45人は入れる超広々空間で、室内の温度は下段78℃/上段88℃と文句なしの熱さ。
室内にはヒーターが二か所あって室内を均等に温めているためか、サウナ入口が二重扉になっていて熱を逃さないような造りになっているからなのか、体感だと温度計以上に熱く感じます。
昨今のサウナでよく見かけるセルフロウリュウ(一定時間ごとに熱された石に水をかけて蒸気を発生させるアレ)は、清河寺温泉のサウナにはなし。個人がそれぞれサウナマットを敷いて利用するスタイルではなく、床に直に敷かれたマットの上に直接座るスタイルです。
とはいえ、マットは頻繁に交換されているようで、清潔感も問題なし。匂いも全く気になりませんでした。

サウナを出てすぐの場所には、6人ほどは余裕で入れる広めの水風呂があり、水温は16℃とまあ平均的な冷たさ。
水風呂の目の前にはキンキンに冷えた飲料水が設置されているのが嬉しいです。
サウナ→水風呂→飲料水という流れを歩き回らずにこなせる完璧な動線。
「いやあ本当によく分かってるなあ…」と、清河寺温泉の巧みさに改めて感心させられます。
その他の設備(休憩スペース│食事処etc…)
温泉を心ゆくまで堪能したら、食事やお昼寝など思い思いにリラックスする時間。ここからは、さいたま清河寺温泉の浴場以外の設備を見ていきましょう!
3ヶ所の休憩スペース

さいたま清河寺温泉が素晴らしいのは、入浴と食事以外のスペースも広く取られている点。
湯上り後にくつろげる休憩スペースは、カフェ風、コワーキング風、うたたね処とコンセプトが異なる空間が3ヶ所に分散しているので、混雑を感じることなくゆっくり休むことができます。


どの休憩スペースにも大きな窓が設置されているので、狭苦しい感じは全くなし。
掃除も隅々まで行き届いており、どのスペースの雰囲気も良いです。
面白かったのが、こうした日帰り温泉施設ではあまり見かけないコワーキング風スペース。
仕切られたテーブルが6席ほど設置されており、どれも充電用の電源完備がされて至れり尽くせりです。
「こんなところまで来て作業する人いるのか…?」なんて思っていたのですが、参考書を広げて勉強している学生の姿もちらほら。
スペース内はかなり静かで、「温泉で癒される→仕事or勉強→温泉で休憩→再び作業…」と、ワーケーション目的で清河寺温泉を訪問するのもアリかも?
安くて美味い!活気あふれる絶品レストラン

お風呂上がりのお楽しみである食事に関しても、清河寺温泉では一切の手抜きなし。
館内にはスイーツやドリンクメインのカフェと、食事メニューメインのレストランがあり、いずれもかなりクオリティー高めなのです。
特にレストランのシステムは画期的。各テーブルに設置されたタブレットでメニューを選択し、清算用リストバンド(=下駄箱の鍵)をタブレットに直接タッチして注文し、通知が来たら自分で受け取りに行くセルフスタイルです。テクノロジーの進歩、すごい…

システムこそハイテクですが、店内の造りや雰囲気は清河寺温泉らしく伝統的な和のスタイル。
セルフサービスの店にもかかわらず、スタッフたちが「いらっしゃいませ!」「ありがとうございます!」と元気で丁寧な声で対応しているのも好印象でした。


レストラン内に設置された大きな窓は清河寺温泉全体に共通するスタイル。
窓から差し込む自然光も、外の緑の風景も、木を基調にした内装とばっちり合っています。
店内はグループ客向けのテーブルや座敷席がメインですが、ソロ客用のカウンター席も充実しているのが嬉しいポイント。
ソロ客が多いからなのか、清河寺温泉では一人で訪問した人向けの設計や設備が本当にしっかりと考えられているなあ…とここで再び感心しました。
レストランのメニューは、日帰り温泉施設の定番である麺類をはじめ、定食やおつまみまで充実。
他の施設ではあまり見かけないようなユニークな料理も多くありますし、なにより驚かされるのがリーズナブルな料金設定です。▼






清河寺温泉のレストランのイチオシは豚肉を使った料理のよう。
さいたま市のお隣・川越市から毎朝直送される三元豚を使ったトンカツが推されており、「とにかく豚肉には自信あり!」といった心持ちが垣間見えます。
そんなわけでのぶよが注文したのは、「豚肉のネギ塩カルビ焼き」。
熱々の鉄板でじゅうじゅうと音を立てながら提供されえる豚肉は、ネギ塩ダレの香ばしい香りをこれでもか!と漂わせています。

いやもう…なんですかこれは…めっちゃくちゃ美味しいんですが…!!!!!
豚肉×ネギ塩ダレという時点ですでに間違いあるわけもないのですが、とにかく豚肉が肉厚で脂がリッチで…
やや濃いめのタレの味付けも豚肉の風味を引き立てていて、湯上がりにぴったり。酒が欲しくてたまらなくなります…


他に注文した料理も、全体的にかなりハイレベル。
外はじゃっくり/中はもっちりな新食感が味わえる「餅の天ぷら」など、ユニークなメニューもおすすめです。
日帰り温泉施設で、この良心的な価格帯で、このクオリティーの食事ができるのは、まさに埼玉の奇跡。
清河寺温泉、本当に非の打ちどころがなさすぎて、むしろ弱点がどこなのか探し出したい…
まとめ:総合評価&おすすめ周辺観光プラン
さいたま清河寺温泉の総合評価
そんなわけで、さいたま清河寺温泉についていろいろ細々とレポートしてきました。
最後のまとめとして、温泉の質から施設の充実度まで、あらゆる面から完全なる主観でさいたま清河寺温泉の点数を付けていきます!
・アクセス:7/10
・空いてる度:6/10
・スタッフ:10/10
・浴場の広さ&開放感:9/10
・清潔さ:10/10
・温泉の泉質:9/10
・お風呂のバリエーション:9/10
・サウナ:9/10
・脱衣所のアメニティー&備品:10/10
・利用システムの便利さ:10/10
・客質:10/10
・雰囲気:9/10
・食事:10/10
・休憩スペース:8/10
・コスパ:10/10
・総合:9.0/10
おおっと…!とうとう出ましたよ9点台が…!
言うまでもなく、埼玉県内でこれまで訪問した日帰り温泉施設の中でぶっちぎりのNo.1です!
入場料はとても良心的なのに、泉質の良さ、雰囲気、設備、食事など、すべてにおいてクオリティーは究極完全体。
ハード面ならずソフト面に関しても素晴らしく、隅から隅まできれいに清掃が行き届いた空間や、スタッフの上品で愛想の良い対応など、とにかく欠点がほぼありません。いくら素敵な内装や泉質抜群の温泉でも、スタッフの対応などのソフト面が悪いと興ざめしてしまいますからねえ…
あえて意地悪な姑のごとく欠点を探すとすれば、アクセスがやや不便なことと、土日は絶対に混雑間違いなしであることくらいでしょうか。
大宮駅まで無料送迎バスを運行してくれさえすれば、もう一生清河寺温泉に着いていきますよわたくしは…!!!
人気の施設であることも納得のさいたま清河寺温泉。この上質な空間で過ごす極上の時間がたったの¥900円で買える(しかも時間制限なく居放題)なんてなんて、もはや資本主義のバグのようなもの。
東京のせせこましいビルのスパで数千円払って、露天エリアすらないっただのお湯に浮かんで悦に浸っている都会の人たち、まじで騙されたと思って埼玉県へ来てみましょう。「癒し」の概念が根底から覆されるので。
日々の喧騒を忘れ、静かで上品な空間をどっぷりと堪能したい人には心からおすすめ。
ちょっと埼玉県まで足をのばして、さいたま清河寺温泉で極上の時間を過ごしてみては?
さいたま清河寺温泉とセットで観光するなら…

さいたま清河寺温泉があるのは、埼玉県さいたま市西区。
さいたま市は広大な面積を有する町であり、大都会から歴史ある街並み、田舎の風景までバラエティー豊かな魅力を放ちます。
埼玉で一番の大都会:大宮

さいたま市はおろか、埼玉県を代表する繁華街を有するのがさいたま市の大宮。
東京方面を結ぶ鉄道網や、地方部とのアクセスを支える新幹線が停車する巨大ターミナル駅を有し、駅前はもはや東京のどこかにありそうな都会感です。
埼玉県内から人が集まる大宮は、グルメやショッピングなど都会的な観光目的には天国。
いっぽうで歴史ある見どころや自然豊かな公園なども点在しており、何度訪問しても新たな一面を見せてくれる素敵な街です。




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