こんにちは!
相変わらず埼玉県をじっくりと発掘中の今日この頃…のぶよ(@nobuyo5696)です!
埼玉県の県庁所在地・さいたま市のすぐ隣に位置する上尾市には、天然温泉をウリにした日帰り温泉施設が三軒点在しており、それぞれの施設で異なる泉質や雰囲気を楽しむことができます。
前回の極楽湯 上尾店の訪問に続いて、今回紹介するのも上尾市の温泉。
駅や中心街からは少し離れた場所にある、日々喜の湯です。

前回の極楽湯があまりにもカオスだったのでで、「郊外にあるここなら多少は平和だろう…」と淡い期待を胸に足を運んだのですが…
結果から言うと、総合的にかなり当たりの施設でした!
特にサウナのクオリティーの高さには度肝を抜かれたレベル。泉質も食事も雰囲気もかなり良く、わざわざ足を運ぶ価値が十分にあると思います。

のぶよ的に、上尾市内の三つの温泉の中で、花咲の湯と一位の座を争うのがこの日々喜の湯。
丸一日のんびりと羽をのばすのにぴったりな、極上の癒しの場へ…いざ!
日々喜の湯の基本情報
日々喜の湯ってこんなところ!

日々喜の湯は、上尾市の中でもやや郊外のエリアにぽつりと建つ、二階建ての温浴施設。
周囲は住宅街ではあるものの、土地が有り余っているよう。比較的大規模な施設となっています。
日々喜の湯の雰囲気を一言で表すなら、ひと昔前の健康ランドを小綺麗にした感じ。
内部はリノベーションされているものの、そこはかとなく漂う年季は、どれだけ目を細めても隠しきれていません。
このあたりは好みが分かれるところですが、個人的には平成レトロな感じも嫌いではないので、日々喜の湯は雰囲気やたたずまいも含めて高ポイント。
逆に、新しくてモダンな都内のスパ施設が好みの人には合わないかもしれません…

日々喜の湯の内部は、一階がレストランと休憩スペース、二階が大浴場と岩盤浴という定番の造り。
二階建てとはいえ、エレベーター完備なので安心です。
…とまあ、雰囲気や造りは良い感じなのですが、館内に足を踏み入れてまず驚いたのが、その異様なまでの薄暗さ。
落ち着いた和の雰囲気を演出したいのか、はたまた限界まで節電しているのかは定かではありませんが、とにかく館内全体がなんだか薄暗いような気がするのです。
のちに触れるスタッフの覇気のなさも相まって、なんとも言えないどんよりとした空気が流れているのは、ちょっとどうにかした方が良いような…

日々喜の湯のコンセプトは、おそらく「和」。
しかしどちらかというと、純和風な感じよりも平成のスーパー銭湯っぽさが勝る印象です。
外観や内装のセンスは正直「うーん…」という感じもあるのですが、露天風呂の木を基調としたエリアや岩風呂の空間作りは意外と上手だった印象。
館内は古さこそあれど清潔に保たれており、脱衣場ではルンバが健気に掃除していたりと、古さと新しさの融合(?)も見られます。
日々喜の湯の営業時間│料金│館内システム│館内設備
日々喜の湯の基本情報はこんな感じ。
料金体系がやや複雑ですが、ここでは入浴のみの入館料を紹介しています。▼
日々喜の湯のシステムは、下駄箱ロッカーの鍵を有人受付に預けて、引き換えに館内精算用のリストバンドを受け取る形式。
入館料とレストランなど館内での支出分を退館時に払う後払い制で、クレジットカード払いも可能です。
脱衣所ロッカーの鍵は別で持っておく必要があり、好きなロッカーを選んでOKです。

ただ、下駄箱をロックするのに100円玉が必要なのが地味に面倒で、強烈な昭和感。
下駄箱付近に両替機はありますが、キャッシュレス全盛期の今、財布からいちいち小銭を出させるこのシステムは控えめに言って謎です。
男性用浴場には化粧水と乳液がなかったのも残念。
客層はすでにしわしわの年配層が多いので、置いたところであまり需要がないのでしょうか…
そして、日々喜の湯がかなり力を入れているのが、施設の二階に設置された岩盤浴です。▼

日々喜の湯の岩盤浴の充実度は、予想以上のもの。
灼熱洞、岩塩洞、温熱洞、岩盤洞、女性専用のホットルーム、クールダウン用の冷風洞と、6つの異なる空間が用意されており、岩盤用利用者専用の休憩スペースまで備わっています。


素晴らしいのが、この質の高い岩盤浴エリアの利用が比較的リーズナブルである点。
入浴と岩盤浴のセットプラン(岩盤着・大判タオル付き)で平日¥1500、土日祝¥1700とかなり良心的な価格設定です。
他にも岩盤浴利用者向けにいくつかの料金プランが用意されており、自分で岩盤着を持参すれば入浴代金+¥200、指定の岩盤着を購入することで月¥700で利用可能といったサブスクプランのようなものも。
初見にはなかなか利用しにくいですが、近所にあったら通い詰めてしまいそうです。

岩盤浴エリアには専用の休憩スペースや漫画コーナー、無料のドリンクバーまであり、長時間ダラダラする気満々の人には天国そのもの。
のぶよは今回時間がなくて岩盤浴は利用しませんでしたが、次回はセットプランで丸一日だらだら過ごすのも良さそうだなあと思いました。
日々喜の湯の泉質│給湯システム

日々喜の湯に引かれた温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性)。
源泉温度が30.3℃と低めなので加温は必須ですが、ほんのり黄色がかった透明のお湯からはほのかな塩味と温泉らしい匂いが漂います。
泉質はかなり良好で、肌にじわ〜っと染み込むタイプ。
ここのお湯に浸かると、湯上がりは化粧水いらずのしっとり感が味わえます(だから脱衣所に化粧水置いてないのか?)。
このように、泉質自体はかなりポテンシャルが高いと思うのですが、加温循環式の浴槽がメインなのがちょっぴり残念なところ。
ただ、露天の「小岩風呂」だけは源泉かけ流し(加温あり)なので、温泉好きは迷わずここをメインにするべきです!
日々喜の湯の混雑具合│客層│訪問におすすめの曜日・時間帯

駅から離れた郊外という立地のせいか、日々喜の湯は人でごった返しているようなストレスはゼロ。
平日昼間はまさにガラガラで、客層も高齢者がほとんど。「あれ?ここ介護施設だっけ?」という雰囲気ですが、17時を過ぎたあたりから仕事帰りの会社員が増えて少し年齢層が下がります。
一般的に日帰り温泉施設のピーク時間帯である19時頃でもそれほど混んでるという感じはなかったので、岩盤浴利用客とうまく分散しているのかも。
19時を過ぎると会社員も帰り始め、再びガラガラ空間に…19時以降は最高に羽を伸ばせるので狙い目です。
日々喜の湯の客層のメインは60代以上のソロ高齢者で、次が40〜50代のソロ客といったところ。
若い学生グループや家族連れは少なめで、岩盤浴がある施設の割にカップルの姿もあまり見かけませんでした(週末はカップルが増えそう)。
客の平均年齢が高めであるため、子供が騒ぎ回るストレスがないのは素晴らしい点。
いっぽうで、客のマナーに関しては正直「うーん…」な部分もちらほら見られ、浴場の床にペッてする爺やら、一人でブツブツ喋り続けている限界老人やらがちらほら…上尾市の未来を憂いたくなります。
とまあ限界老人は置いておくとして、全体的に騒がしいわけではないので、割り切ってしまえばかなりのんびりできるのが◎
老人が姿を消す19時以降の客はみんなマナーが良く、静かな大人の空間をじっくりと味わうことができます。
日々喜の湯のアクセス

日々喜の湯の最寄り駅は、JR高崎線の上尾駅。
しかし駅からは約4kmあるので、徒歩でのアクセスは厳しいです。
駅から路線バスでのアクセスも可能ですが本数が少なく、無料送迎バスもないのが基本は最大のネック。
基本は車でのアクセスとなってしまいます(まじで送迎バス出せば絶対もっと人来るのに…)。
▶東京駅~上尾駅:JR高崎線(上野東京ライン)利用で約45〜55分|¥720
▶新宿駅~上尾駅:JR湘南新宿ライン利用で約40〜50分|¥720
▶大宮駅~上尾駅:JR高崎線利用で約10分|¥210
※上尾駅西口から市内循環バス「平方丸山公園線」で「中分2丁目」下車、または「大石領家北上尾線」で「中分」下車後徒歩3分|大人¥200/小学生¥100|時刻表や路線図はこちら(上尾市オフィシャルサイトへ)
車でアクセスする場合でも、施設目の前にある駐車場が無料で利用できるので安心。
実質、車でのアクセスが唯一の手段となっている点は否めません。
日々喜の湯に潜入してみた!
どんな場所かだいたいわかったところで、いざ!温泉へ…!
ここからは、実際に訪問してみた感想や「もっとこうだったら良かったのに!」という本音まで、率直に書き綴っていきます。
受付~ホール

平成のスーパー銭湯感がむんむんに香る建物に入ると、内部も期待を裏切らない平成感。いや…昭和か…?
入口すぐの場所にある受付で、下駄箱ロッカーの鍵を館内精算用リストバンドと交換すれば入館完了です。
受付のスタッフは、なんというか…見事なまでの塩対応。
退館時にレシートを片手でスッと渡されたときは、「いや、そこは両手やろがい!」と、心の中のぶちぎれ𠮟りつけおじさんが騒ぎ立ちました。


受付のすぐ先にはお土産コーナー(なぜか沖縄フェアをしていた)があり、その先にレストラン&休憩スペース、階段を上がって二階に大浴場&岩盤浴があります。
やっぱりなんというか..館内にどんよりした空気が漂っているような…
照明がやたらと暗めである点はもちろん、スタッフ全体に元気と笑顔が致命的に少ないのもどんより空気の要因かもしれません。
温泉の質やお洒落な雰囲気などのハード面も大切ですが、スタッフの感じなどのソフト面もこうした温泉施設では結構重要な要素。
もう少し活気があるだけで、施設全体の印象もガラリと変わるのになあ…と惜しく感じました。
意外と空間作りが上手い大浴場
不思議な開放感!露天風呂エリア

日々喜の湯の大浴場の造りは少し変わっていて、脱衣所から浴場に入ると左の内湯/右の露天とを繋げる謎の廊下のようなスペースがあり、内湯と露天が完全に分離しています。
メインとなる露天エリアはそこまで広くなく、敷地の半分ほどが屋根に覆われた空間。
しかし空間の使い方が上手なのか、ごちゃごちゃしている印象はなく、むしろ不思議な開放感が感じられます。
日々喜の湯の露天エリアには、高齢客多めの温浴使節では珍しく、テレビの設置がないのが特徴的。
個人的には雑音なしでのんびりできるのが最高で、静かに空を見上げながら浸かるお湯はなかなか極上でした。
露天エリアにいくつかある浴槽の中でもメインとなるのは、敷地の中央にどーんと設置された大小の岩風呂。
クールダウン用のととのい椅子は5つとデッキチェアが2つだけで、サウナの規模を考えると少々足りない気もしました。
埼玉県内の他の日帰り温泉施設に比べると、浴槽の種類はやや限られていてシンプル。
しかしそれぞれの浴槽のクオリティーは高く、コンセプトもユニークなので消化不良感はありません。

二つの岩風呂のうち大きな方が、41℃の温泉岩風呂大浴槽。
かなり広々としていて混んでいないので、手足を伸ばしてのんびりできます。
お湯はちょっと熱めながら適温で、薄黄色がかった透明。
ほのかな塩味と鉄っぽい匂いが感じられ、ぬめり気がやや強めの独特の質感が最大の特徴です。
ここの温泉は弱アルカリ性で肌にじわりと吸い付く感じがして、まるで化粧水の中に入っているような滑らかさ。
湯上がりの肌は非常にしっとりして、温泉効果が実感できます。

▲大岩風呂と繋がる形で設置されているのが、39℃の温泉岩風呂小浴槽。
大岩風呂の奥にひっそりとあるので少し気付きにくいのですが、泉質の良さを直に感じられるので絶対に入りましょう。
小岩風呂に引かれた温泉は、加温されてはいますが、循環式ではなく源泉かけ流し(源泉は30℃ほどなので加温は必須)。
隣の大岩風呂に比べて成分がより濃い感じがして、香りや塩味もやや強めに感じられます。
なにより、湯温がぬるめなので長湯できるのが最高。
個人的に、日々喜の湯の中で温泉檜風呂と並ぶお気に入りの浴槽でした。

その温泉檜風呂は、41℃とやや熱めに加温されたお湯。
寝湯とともに露天エリアの隅に位置しており、木を基調にした壁でほかの空間と仕切られています。
浴槽は総檜造りで屋根も木造であるため、雰囲気はかなり良好。
特に暗い時間はかなり良い感じで、なによりもこのプライベート感が極上です。
温泉檜風呂の浴槽は4、5人が入れるほどのこぢんまりサイズですが、檜風呂らしい和の雰囲気と檜のほんのりとした良い香りがたまりません。
というか、日帰り温泉施設で総檜造りの浴槽(しかも温泉使用)って結構レアなのではないでしょうか。

檜風呂とともに露天エリアの端に隠れるようにしてあるのが、温泉使用の寝湯。
41℃に加温された温泉が深さ10cmほどに張られていて、そこに半身を浸して寝転ぶスタイルです。
寝湯のスペースには仕切りなどはないものの、6人ほどは入れそう。
プライベート感もちゃんとあって良い感じなのですが、背中の部分が石なのでちょっと痛いのと、湯温がやや低めなので冬場は寒いかもしれないのがネックでしょうか。

そして、日々喜の湯の露天エリアで最もユニークな浴槽が、つぼ水風呂。
つぼ湯は多くの温泉施設に設置されていますが、日々喜の湯のつぼの中に満たされているのはお湯ではなく水なのです(かつては普通のつぼ湯だったものが近年水風呂にリノベされたらしい)。
つぼ水風呂の水温は16℃くらいで、キンキンではない絶妙な冷たさ。
サウナ後のみならず、露天エリアの温泉で火照った体をクールダウンするにもぴったりな温度です。
面白いのが、つぼ水風呂脇に設置されたひもを引っ張ると、頭上のバケツから冷水がどばあっとかけられるギミック。
そう、昭和のテレビ番組でよくやっていたアレです。こんなところからも昭和感…
内湯の水風呂は潜水禁止となっていますが、つぼ水風呂のバケツどばあなら合法的に(強制的に?)頭から水を被れるのが最高。
内湯のサウナからは遠いのが難点ですが、個人的には大好きな設備でした。
内湯エリアも明るくて開放感あり!
日々喜の湯の内湯エリアは、白い壁で統一された清潔感漂う雰囲気。
天井が高く設置されているので、年季が入ってはいるものの明るくて開放感があります。
内湯エリアの半分は20台ほどのシャワーコーナー。
残りの半分に各浴槽と高温サウナ、水風呂が配置されています。

定番のジェットバスは4席と少ないですが、そもそもあまり混んでいないのでそこまで問題はなし。
噴出口が何ヵ所もあり、勢いは控えめなもののかなり気持ち良い所をついてくれます。足裏部分からもジェットが出るのがさりげなくポイント高い!

円形の不思議なたたずまいの浴槽は、40℃ほどの替わり湯。
期間ごとに異なる入浴剤を入れたお湯が楽しめます。
このときは「ラムネの湯」だったのですが、別にシュワシュワしているわけでもなく、ラムネの味も全くせず…「ラムネ感、どこ…?」と思わず独り言が。
というか個人的に、温泉が湧いている施設で入浴剤入りの替わり湯を設置する意味がよく分かりません…

内湯エリアで最も大きな浴槽である炭酸泉は、37〜38℃と定番のぬるさ。
他の施設の炭酸泉に比べてもかなり広々としており、炭酸も文句なしの濃さ。かなりクオリティー高いです。
一般的に、炭酸泉は混み合って芋洗い状態になりがちですが、日々喜の湯の炭酸泉は常に空いていてゆったりしているのがポイント高め。
総合的に、炭酸泉が好きな人にはかなりおすすめできます。
シャワーは20台ほどとそれほど多くないですが、この混雑具合なら十分な数。
隣と壁で仕切られたシャワーも数台あるあたり、気が利いていて嬉しいです。
何よりも嬉しかったのが、シャワーのお湯がボタン式でなくレバー式だったこと。
好きなだけお湯が使えるの、さりげなくポイント高いです(水道代が心配だけどのぶよの知ったこっちゃない)。
サウナは衝撃の110℃…埼玉最強クオリティー

お風呂だけでも結構な満足度だった日々喜の湯。しかし、すごいのはそれだけではありません…!
内湯エリアに設置された高温サウナがとにかくクオリティーがバグっているのです。
サウナは2段造りながら、30人ほどが余裕で入れる広々とした空間。
そして室内の温度はなんと、衝撃の110℃設定なのです…!(これだけ高齢者客が多いのに、よくここまで振り切ったなあと感心)
他の追随を許さない高温はもちろん、清潔度も文句なし。
個別のサウナマットが用意されていてそれに座るスタイルで、匂いや汚れなどはなくかなり清潔な感じでした。
サウナ室内の隅に熱された岩が設置されており、一定時間ごとに水が撒かれて蒸気を発生させるオートロウリュウも導入されていて、ロウリュウ時はさらに室温が上がって灼熱地獄に。
とにかくかなりレベルが高いサウナで、「熱っっっっつ…!でも最高に気持ちいい…!」と、一人でブツブツ呟く怪しい客と化していました。
これだけものすごいサウナがあるにもかかわらず、混雑がほとんどなかったのが◎
そもそもの客の数が少ないというのも理由でしょうが、ぎゅうぎゅうになることがないのは非常に嬉しいです。
細かいところを見ても、サウナ入口が二重扉になっていたり、出てすぐの場所にキンキンの水風呂があって導線が完璧だったりして、サウナーでも大満足できるはず。
サウナ目当てだけでもわざわざ来る価値ありです…!

灼熱のサウナに対して、水風呂は衝撃の12℃という冷たさ。このコントラストがたまりません。
水風呂は定員2名とかなり狭めですが、サウナからすぐの場所にあるので直行できるのが最高。
そもそも冷たすぎてあまり長く入っていられないため、いつも空いています。
水風呂では潜水や洗顔禁止とルールは厳しめ。
狭さに加えて水深がかなり浅いのが唯一のマイナスポイントでしょうか。
その他の設備(休憩スペース│食事処など)
休憩スペースで感じる格差

日々喜の湯では、一階のレストランの横に大きな畳張りの休憩スペースがあってくつろげます。
漫画も多少あってのんびり過ごせますし、畳ゾーンのすぐ隣にはリクライニングチェアも10台ほどあり、好みのスタイルで休憩できます。


▲一階の休憩スペースは誰でも利用できるのですが、メインの漫画コーナーやドリンクバーなどさらに充実した休憩エリアはどうやら二階の岩盤浴に併設されたスペースのよう。
お察しの通り、そちらは岩盤浴利用者限定です。
漫画は館内全体で合計一万冊(!)あるらしいのですが、その大半は岩盤浴の休憩スペースに置かれているよう。
なんというか、あからさまな格差を感じてしまいます。
まあ、岩盤浴を利用すれば良いだけの話ではあるのですが、正直岩盤浴に興味がないタイプの人間にとっては「休憩スペース目的で追加料金を払うのもなあ…」といった感じ。
格差社会の縮図をこんな上尾市の郊外の温泉で見せつけられるとは…世知辛え…
うまい・安い・ボリューミー!三拍子揃った神レストラン

日々喜の湯の一階にはレストランが併設されており、注文も受け取りもカウンターで行う完全セルフサービスです。
席は広々としたテーブル席と座敷席、一人用カウンター席もいくつかあり、お風呂で癒された後の腹ごしらえにはぴったり。
食事時でも常に空いていて、逆に心配になるレベルですが…

レストランのスタッフは相変わらず愛想がなく、活気もなし。
BGMなども流れておらず、「あれれ?お通夜かな?」と思うほどの静寂さに支配された空間です。
レストランの雰囲気はまあ…といった感じの場末感ですが、メニューは結構独特な物も多く、ちょっとした居酒屋っぽい雰囲気。
全体的に料金が安めなのもお財布に嬉しいです。▼






看板メニューはおそらく、メニューの1ページ目にどどんと掲載されている爆から。
「爆弾からあげ」の略なのでしょうが、実際に提供された爆からを見てもらった方が説得力があるでしょう。▼

…いや、写真でどこまで伝わるのか分かりませんが、爆からはとにかくインパクト抜群のでかさ。
子供の手のひらサイズは余裕で超えており、もはやどうやって食べるのが正解なのか分からなくなるほどの巨大さに圧倒されます。


見た目のインパクトのみならず、味のクオリティーも抜群でした。
食感は唐揚げというよりもケンタッキーのチキンのようで、衣はザックザク、中はほんわりと柔らかな天国食感。
味もしっかりついていて、かなり美味しかったですし中毒性があります。
嬉しいのが、爆からは1個から注文可能である点。
少ない個数でもミニサラダが付いてくるのでお得感がありますし、お酒のつまみにも、メインの料理にちょっと何か加えて食べたいときのサイドメニューにもぴったりです。

ついでに頼んだ麻婆豆腐も、結構な辛さで本格的な味わい。
ただ辛いだけでなく、山椒のシビレも感じられてとても美味しいです。
麻婆豆腐は店内でちゃんと調理されたものである点も◎
味が濃いめで米に合いまくるので、絶対に定食にして注文するのがおすすめです。
そんなわけで、日々喜の湯のレストランはうまい、安い、ボリューミーの三拍子が見事に揃っていて、温泉施設の食事としてはかなり優秀(というかコスパ面では歴代一番かも)。
「これはまた食べに来たいな…」と素直に思えるクオリティでした。
まとめ:総合評価&おすすめ周辺観光プラン
日々喜の湯の総合評価
そんなわけで、日々喜の湯をあらゆる面から総合評価していきましょう。
個人的にかなり良い体験となったことはすでに伝わっているでしょうが、果たして点数にどう反映されるのか…
・アクセス:2/10
・空いてる度:9/10
・スタッフ:4/10
・浴場の開放感:7/10
・清潔さ:5/10
・温泉の泉質:8/10
・お風呂のバリエーション:7/10
・サウナ:10/10
・脱衣所のアメニティー&備品:5/10
・利用システムの便利さ:6/10
・客質:7/10
・雰囲気:6/10
・食事:9/10
・休憩スペース:5/10
・コスパ:8/10
・総合:6.5/10
とまあ合格点の6点台。
個人的にもう少し点数が高かったような気もしないではないですが、アクセスのあまりの悪さやスタッフの対応が足を引っ張った結果になりました。
今回感じた「良かった点」と「悪かった点」をまとめるとこんな感じです。▼
・サウナのセッティングが神レベル(110℃+12℃水風呂)
・とにかく空いていて快適に過ごせる
・レストランのコスパが異常に高く、飯がうまい
・露天風呂の空間作りや浴槽のバリエーションが秀逸
・館内全体が陰気レベルで薄暗い(もう少し生気を感じる明るさが欲しい)
・スタッフの接客が塩対応
・とにかく僻地
・岩盤浴課金者と無課金者の設備格差が大きい
・靴箱の100円玉方式など、絶妙に面倒なシステム
建物の古さやアクセスの悪さはどうしようもないとして、スタッフの接客などソフト面をもうちょっと頑張ってくれたら劇的に良くなりそうなのに…というのが本音。
とはいえ、サウナの質の高さと、泉質の良さ、入場料のリーズナブルさ、食事のコスパの良さは本物です。
車で行ける人なら、アクセス面の問題は気にならないでしょうし、一度訪れてみる価値は大いにあり。
そうでない場合も、不便なアクセスをカバーできるほどの素晴らしい時間が過ごせると思います。
日々喜の湯とセットで観光するなら…

日々喜の湯がある上尾市は、県庁所在地のさいたま市の北隣に位置する町。
これといった観光名所にはやや乏しい感じがありますが、少し視野を広げれば魅力あるスポットもいくつか点在しています。
宿場町風の中心街と荒川沿いエリアの二つの顔!:上尾市

上尾市は中山道の宿場町として栄えた歴史を持つ町。
現在の中心街には往年の面影はほとんどなく、中心街の見どころは限られています。
いっぽうで、中心街から離れた荒川沿いのエリアは独特の存在感を放っていて魅力的。
ワイルドなサイクリングロードや、名物ソフトクリームを売る牧場など、知られざる上尾の一面を発見することができます。
埼玉で一番の大都会:大宮

さいたま市はおろか、埼玉県を代表する繁華街を有するのがさいたま市の大宮。
東京方面を結ぶ鉄道網や、地方部とのアクセスを支える新幹線が停車する巨大ターミナル駅を有し、駅前はもはや東京のどこかにありそうな都会感です。
埼玉県内から人が集まる大宮は、グルメやショッピングなど都会的な観光目的には天国。
いっぽうで歴史ある見どころや自然豊かな公園なども点在しており、何度訪問しても新たな一面を見せてくれる素敵な街です。




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